鈴与シンワート(成岡謹之輔社長)は、1月17日、自社のデータセンター「S-Port」を活用して、エス・エス・ジェイ(SSJ)が開発する統合基幹業務システム(ERP)「SuperStream-NX SaaS対応版」の提供を開始した。サービスラインアップとして、複雑な会計業務や管理会計を行っていないユーザー企業向けのサービス「NX-Smart」と、高度な業務要件に対応するSI型サービス「NX-CAb」を用意する。

 「NX-Smart」は利用機能を限定し、テンプレート化した勘定科目をあらかじめ初期設定した状態でリリース。ユーザー企業がマスタ設定などをできるようにマニュアルを提供し、イニシャルコストの削減と安価な月額利用料を実現する。オプションとして、セグメント管理機能とプロジェクト管理機能を揃える。

 「NX-CAb」は、ユーザー企業の個別要件に合わせてシステムを設計・構築し、ユーザー独自の運用や複雑な会計業務、管理会計業務に対応する。

 価格は、「NX-Smart」は初期費用が0円からで、月額費用が7万円から。「NX-CAb」は初期費用が300万円からで、月額費用が15万円から。

 今後5年間で、年商100億円未満の中堅・中小企業を主な対象に、100社への納入を目指す。鈴与シンワート情報サービス事業本部ビジネス・プロセス・サービス事業部営業部の前島清吾課長は、「単純な価格面ではパッケージベンダーに太刀打ちできないが、機能の豊富さや早期立ち上げが可能というサービスの特徴を生かしていく」とアピールする。(信澤健太)

鈴与シンワートの前島清吾課長