鈴与シンワート(成岡謹之輔社長)は、人事・給与アウトソーシングサービス「S-PAYCIAL」で、従来のアウトソーサーに付加価値をつけるべく、ハイブリッド型のアウトソーシングを展開している。

企画推進室事業企画の正林俊介課長(右)とビジネス・プロセス・サービス事業部営業部の後藤文孝営業部長

 鈴与シンワートは、電通国際情報サービスの大手企業向け人事・給与・就業システム「POSITIVE」と中堅企業向けの人事・給与・就業システム「STAFFBRAIN」を用いたシステム構築を行っている。システム構築だけでなく、運用を請け負うようになったことから、3年前からアウトソーシングを展開。今年は4年目にあたり、これまでに毎年3社ペースで顧客を獲得してきた。企画推進室事業企画の正林俊介課長は「普通のアウトソーシングでは優位性を発揮できないので、SIを生かすサービスフレームをつくった」と話す。SIと業務受託のハイブリッド型アウトソーシングサービスとして、「S-PAYCIAL」の展開を開始した。

 サービスは自社データセンター(DC)の「S-Port」から提供。とくに情報分析関連のサービスに強みをもつ。顧客と鈴与シンワートが同じアプリケーションを活用することで、迅速な情報共有やコミュニケーションを実現。顧客は人事情報や給与情報を自由に抽出・分析して、業務に情報を生かすことができる。

 鈴与シンワートは、東京・大阪をメインターゲットとして、顧客を増やしていく考えだ。媒体を通じたプロモーションを強化しており、とくにウェブからの引き合いは非常に高いという。「今後は営業をブラッシュアップすることで、顧客とのやり取りのスピードや案件の成約率を上げていきたい」(ビジネス・プロセス・サービス事業部営業部の後藤文孝部長)としている。(鍋島蓉子)