バックアップ事業のアクロニス・ジャパン(村上督社長)は、このほど、販売パートナー向けの支援プログラム「Acronis Partner Program」を開始した。とくに中堅・中小企業(SMB)に強い販社を対象にして営業やマーケティング活動をサポートし、アクロニス製品の導入実績の拡大を図る。「Acronis Partner Program」は、同社初の体系的なパートナー支援策で、バックアップの需要が高まっている日本市場での事業成長に向けての重点的な取り組みとなっている。

チャネルマーケティング
佐藤昭知マネージャ
 パートナープログラムの立ち上げにあたって指揮を執ってきたチャネルマーケティングの佐藤昭知マネージャは、「販社が当社の製品を安く売るという従来の販売モデルでは、シェアを伸ばすのに限界があった。事業を本格的に拡大するために、パートナーに高収益をもたらす仕組みが必要と考え、今回のプログラムを立ち上げた」と語る。

 「Acronis Partner Program」は、「認定パートナー」「シルバーパートナー」「ゴールドパートナー」「プラチナパートナー」の4段階に応じて、アクロニス製品の訴求に向けたセールス、マーケティング、サポートの活動を支援するもの。案件登録型ディスカウントをはじめ、インセンティブ(奨励金)制度やマーケティングファンドなど、販社の収益性の向上を目指したさまざまな特典を用意する。また、各地域での販売活動の活性化を狙い、遠隔地にも情報がしっかりと届くよう、ポータルサイトを設けて情報をオンラインで発信する。

 アクロニス・ジャパンは、自社の営業リソースが限られている。全国で事業の成長を図るためには、パートナー向けの支援策が不可欠だ。現時点で、すでに数社を「Acronis Partner Program」の認定パートナーとして獲得し、年内には参加企業をおよそ100社に増やそうとしている。佐藤マネージャは、「中長期的に、数千のパートナーを獲得して、最高資格のプラチナパートナーを数多く育てたい」と意気込む。

 アクロニス・ジャパンは、東日本大震災などによるバックアップの急速な需要の高まりを受け、SMB向け展開を中心に、パートナープログラムによる支援策で年間10~20%の売上拡大を目指す。(ゼンフ ミシャ)