古野電気(古野幸男社長)は、ネットワーク対応航海機器「NavNet」シリーズの最新機種として、マルチ機能ディスプレイ「NavNet TZtouch(ナブネット・ティーゼットタッチ)2機種を、4月に世界同時発売する。

 「NavNet TZtouch」は、プレジャーボート向けのネットワーク航海機器「NavNet 3D」の後継機種。自船位置と航跡を海図に示すGPSチャートプロッタをコアシステムとするマルチ機能ディスプレイで、ユーザーの要望に応じて、船舶用レーダー(DRSシリーズ)やデジタル魚群探知センサー(DFF1/DFF3/BBDS1)、AISセンサー(FA-30/50)、GPSアンテナ、サテライトコンパス(SC-30)など、各種機器を選択して一元活用できる。

 新製品は、スマートフォンなどで普及しつつあるマルチタッチスクリーン機能を、プレジャーボート向けの航海電子機器で初めて実現。チャート(海図)のスクロール移動や拡大縮小、2次元/3次元表示の切り替えなど主要機能については、タッチパネルスクリーン上の指先操作だけで行うことができる。また、無線LAN機能を備えることでインターネット接続などの拡張性を付加し、発売当初は最新の気象情報のダウンロード機能や、iPhone/iPad/iPod Touch向けに「NavNet TZtouch)」の画面やネットワーク上の各種センサ情報を遠隔表示するアプリケーションを提供する。

 きょう体は、スタイリッシュなフラットガラスカバーを採用。結露防止加工を施した高輝度LCD液晶画面を採用することで、抜群の視認性を確保した。船上でタッチ操作が困難な詳細設定などの機能は、「NavNet3D」と同様の「RotoKey(ロトキー)」による回転操作・押下で行うなど、直感的に操作できる。

 9型ワイドカラーTFT液晶搭載の「TZT9」と14.1型ワイドカラーTFT液晶搭載の「TZT14」をラインアップし、価格はオープン。年間7000台の販売を目標にしている。