ニュース

NEC、住友信託銀行の外勤支援システムを構築

2012/03/01 20:07

 NEC(遠藤信博社長)は、住友信託銀行の外勤支援システム「i-Boats」を構築し、1月に稼働を開始した。

 スマートフォンを活用して、顧客情報を外出先で利用できるシステム。既存の営業支援システム「i-Ships」と連携して、往訪計画の策定や当日の往訪先情報をスマートフォンにダウンロードすることができる。セキュリティ面では、顧客データの暗号化や不正アクセス検知を実現するほか、アプリケーションをスマートフォン上で起動する際に顔認証を行う機能を備える。

 住友信託銀行は「i-Boats」の導入によって、営業部隊がスマートフォンを使って外出先で事前に申請・承認した顧客情報を参照することが可能になる。現在、国内営業拠点の750台のスマートフォン端末で利用している。(ゼンフ ミシャ)
  • 1

関連記事

NEC 社長 遠藤信博

変わる総合ITベンダー

<THE決断!ユーザーのIT導入プロセスを追う>岐阜県白川町 ITで高齢者の“見守り”を実現 タブレット端末を使った福祉サービス

人員維持と人員削減 富士通とNEC どちらの決断が正しいのか

NEC、「ビッグデータ」関連事業を本格化、今後3年で売り上げを1500億円に

外部リンク

NEC=http://www.nec.co.jp/