アクロニス・ジャパン(村上督代表取締役)は、バックアップとディザスタリカバリ(DR)に対する上層部の理解促進と導入・運用に対する支持を高めるための4か条を発表した。

 アクロニスは、2011年9~10月、世界18か国の中堅・中小企業(SMB)のIT管理者、約6000人を対象に、自社のバックアップとリカバリに関する信頼度調査を実施した。その結果、今年は「上層部の支持」が世界平均で13%ダウンしたことがわかった。日本では、上層部のバックアップ・DRに関する支持が前年度と比較すると10%上昇し、世界2位の67%までアップしたが、まだ十分とはいえない。

 そこで、どのようにすればバックアップとDR施策のスムーズな導入・運用ができるのか、上層部の支持を高めるための4か条として、「リスクの軽減」を示す、「最適なベンダーを選ぶことのメリット」を示す、「予算割り当ての世界標準」を示す、「先進的なIT活用術」を示すことが大切であると指摘した。

 「リスクの軽減」では、バックアップ・DR対策を実施しないことで、有事に発生する可能性がある金銭的被害を説明。またIT部門だけではなく、各部署へリスクの影響を示し、部署間の協力体制の必要性を説明することが重要だという。

 「最適なベンダーを選ぶことのメリット」では、ハイブリッドな環境でもベンダーの数を減らすことができることを提示。三つ目の「予算割り当てに関する世界標準」では、世界平均で「バックアップとDR」に関する予算は10%で、バックアップとDRの信頼度が高い国は、投資額も同様に高い傾向があることを説明する。

 四つ目の「先進的なIT活用術」では、オフサイトバックアップにもクラウドを活用。既存のオフサイトバックアップに加え、クラウドを活用することによる時間的、金銭的メリットを説明する、としている。