情報処理推進機構(IPA、藤江一正理事長)は、4月3日、プログラム言語「Ruby」が「国際規格ISO/IEC 30170」として承認されたと発表した。日本発のプログラム言語が国際規格になったのは、今回が初めて。

 Rubyは、1993年にまつもとゆきひろ氏が発案したプログラム言語で、多くの機能を容易に記述できる操作性が開発者の人気を集め、世界で広まった。国内では、2011年7月にRubyの普及と発展を目的とした一般財団法人Rubyアソシエーション(まつもとゆきひろ理事長)が設立されていた。

 IPAでは、2008年にRuby標準化検討ワーキンググループを設置し、Rubyの言語仕様の国際規格化へ向けた事業を進めていた。2011年3月にはJIS規格化が完了。ほぼ同じ時期に、日本工業標準調査会を通じて、ISO/IEC JTC 1へ国際規格案として提案を行っていた。(木村剛士)