日立システムズ(高橋直也社長)は、特定業種・業態向けに機能を特化した製造業向け生産管理パッケージ「TENSUITE Sシリーズ」の新製品2モデルを5月30日に発売した。あわせて各モデルのSaaS型サービスを提供している。

 「TENSUITE Sシリーズ」は、約3500システムの導入実績をもつ製造業・卸売業向け基幹業務パッケージ「TENSUITE」の低価格モデル。費用を最小限に抑えつつ、短期間で手軽にシステムを導入したい製造業のニーズに応えて特定の業種・業態に機能を特化し、ノンカスタマイズで提供することで、従来の「TENSUITE」の約5分の1の価格を実現した。

 新製品は、繰り返し生産形態に特化した「繰返し生産型モデル」と、個別受注生産形態と繰り返し生産形態の両方に対応した「ハイブリッド生産型モデル」。「繰返し生産型モデル」は、定番品などを繰り返し生産する形態の製造業に適したモデルだ。日別のカレンダー形式画面を利用し、生産品や共通部材の生産計画を簡単に立案できる。また、必要な手配を自動で作成でき、作成した手配の確定、作業指示、発注が一括でできるので、業務効率が向上する。

 「ハイブリッド生産型モデル」は、個別受注生産方式と繰り返し生産方式が混在する製造業に適したモデル。個別受注生産機能と繰り返し生産機能の両方が利用でき、共通部材が不足・過剰に陥らないよう在庫品として一元管理することができる。

 価格は、「繰返し生産型モデル」が73万5000円から、「ハイブリッド生産型モデル」が115万5000円から。いずれも導入型 基本管理モジュール(1CAL付)のライセンス価格となる。日立システムズは、これら2製品のSaaS型サービスもあわせて提供し、「TENSUITE Sシリーズ」全体で15年度末までに200本の販売・利用を目指す。