NTTコミュニケーションズ(NTT Com、有馬彰社長)は、6月1日、英国のデータセンター(DC)サービス事業者であるジャイロン・インターネットの株式を取得することで基本合意に達し、5月31日に株式譲渡手続きを終えたと発表した。株式の取得比率は85%を予定している。

 ジャイロン・インターネットは、コロケーションサービスやインターネット接続サービスを提供するベンダーで、2000年に設立された。ロンドンにDCを1か所設置・運営し、2012年末と2013年末にそれぞれ1か所ずつDCを設置する予定。NTT Comは、今回の資本提携で、欧州地域の事業を進めるためのクラウドサービスの基盤として、ジャイロン・インターネットのDCを活用する。

 今回の資本提携は、NTT Comが進めている中期世界戦略にもとづくもの。NTT Comは2015年度に、グループ全体の営業利益として1兆5000億円を目指している。そのなかで、グローバル事業の収益は2倍以上の成長を掲げている。(木村剛士)