ノークリサーチ(伊嶋謙二社長)は、6月18日、2011年度(11年4月~12年3月)のPC(x86)サーバーの出荷調査結果を発表した。11年度の出荷台数は、前年度比5.3%増の53万7843台で、53万台を超えたのは3年ぶり。

 一年を通じてITベンダーがデータセンター(DC)構築でサーバーを増やし、またユーザー企業がサーバーの仮想化と災害対策を施すためにシステムを増強したことなどが、出荷台数を押し上げた。

 半期でみた場合の出荷台数は、上期が前年度比6.7%増の26万7852台で、下期が3.8%増の26万9991台。サーバーの形状別でみると、タワー型が11.2%増の19万325台(全体の35.4%)、ラック型が1.6%増の27万7130台(51.5%)、ブレード型が5.3%増の7万388台(13.1%)だった。

 メーカー別のシェアは、NECが24.9%で首位。以下、日本ヒューレット・パッカード(日本HP)が22.9%、富士通が20.8%、デルが11.8%、日本IBMが9.2%、日立製作所が5.4%で続いた。

 来年度の出荷台数は、通年で11年度から2.6%増の55万1599台を見込んでいる。(木村剛士)

2011年度の国内PCサーバーのメーカー別シェア(出典:ノークリサーチ)