富士通(山本正已社長)と日立製作所(中西宏明社長)のコンピュータ・ITサービス事業体制の見直しが進んでいる。富士通は、4月1日、10社あったソフト子会社を新設の2社に集約して、本社役員をそれらのトップに就けた。過去には、保守・運用サービス会社と中核SI会社を完全子会社化しており、子会社を支配する力を強めてきた。日立製作所も子会社の再編に取り組んできた。SI・ITサービス事業を手がける四つの子会社を2社に統合、通信事業子会社は吸収している。グループ全体を統率するために「分散から集中」に方針を変更し、本社主導のマネジメントを重視し始めた。(木村剛士)