富士通(山本正已社長)は、5月15日、住宅や店舗など生活環境のエネルギー管理システムを構築するソフトウェアとして、家電や太陽光発電などエネルギー機器のネットワーク制御を簡単な操作で行うことができる「SSPF(スマートセンシングプラットフォーム) V01」を発売した。

 ベンダーごとに異なる機器の通信規格やホームネットワークの通信規格、インターネットなど広域ネットワークの通信規格を一括処理するソフトウェア。独自開発の正規化アーキテクチャで各機器の制御情報や温度や熱などの状態情報を一般的に使われているデータに変換し、インターネットでの操作を実現する。ベンダーごとに異なる機器が混在する環境で、各種サービスの提供が可能になる。

 スマートコミュニティ市場の国際展開や国内普及を目的としたコンソーシアム「JSCA」のスマートハウス標準化検討会が制定したスマートメーターとHEMS(家庭向けエネルギー管理システム)間の標準通信規格と、HEMSと家電やエネルギー機器間の標準通信規格を標準機能として搭載している。

 基本ライセンスの税抜き価格は600万円。富士通は、周辺機器を含めたシステム全体で2015年までに50億円の国内販売を目指している。(ゼンフ ミシャ)

「SSPF V01」の活用イメージ