日立システムズ(高橋直也社長)が、2011年度(12年3月期)の業績を発表した。

 11年度の業績は、売上高が前年度比47.2%増の2597億7100万円、営業利益が55.2%増の142億8100万円、経常利益が57.9%増の150億7800万円、当期純利益が13.3%増の60億7800万円と増収増益を達成した。

 昨年度は、クラウド事業の立ち上げと事業のグローバル化に力を入れた。クラウド事業では、クラウド型の電子自治体ソリューション「e-ADWORLD2/SaaS」を積極的に展開。関西地区での事業を強化するために、11年10月には自社データセンター内に「関西自治体クラウドセンター」を開設。また、セキュアなプライベートクラウドと、コストパフォーマンスにすぐれたパブリッククラウドサービスを組み合わせた「仮想プライベートクラウド事業」を積極的に展開した。

 今年度からは、新しい中期経営計画がスタート。15年度に連結売上高5000億円、営業利益率8%、海外売上高比率10%の達成などを目標に掲げており、今年度は(1)基盤事業の強化・拡大(2)新規事業の創生(3)グローバル事業の拡大(4)経営基盤の強化(5)企業ブランド価値向上の取り組み――の5点を重点施策にしている。