日立システムズ(高橋直也社長)は、6月26日、日立アジア社(タイ)(唐沢和男社長)と連携し、タイに進出する日系企業に向けてクラウド型の多言語会計システム「Caliver AC(カリバー エーシー)」を発売した。

 「Caliver AC」は、多言語会計システムとして約100社以上の導入実績をもつMankichi Software Vietnamの会計パッケージを、日立システムズのクラウド技術と運用ノウハウを生かし、日立アジア社(タイ)のデータセンターを利用したクラウド型サービスとして提供するもの。GNEXTコンソーシアム加盟企業であるタイの会計コンサルティング会社、A.I.NETWORKを通じて、初期導入時の会計コンサルティングサービスや会計業務のヘルプデスクサービスなどを提供する。

 「Caliver AC」の利用で、日本人担当者とタイ人担当者がそれぞれ母国語で作業することができ、コミュニケーションのミスを減らすことができる。また、タイの税法に対応した各種の帳票を簡単に作成することができるので、効率よく業務を進められる。インターネットに接続できる環境があれば、国・地域・場所を問わずどこからでも利用できるので、日本本社から現地の会計業務をリアルタイムに把握できる。「Caliver AC」の営業活動は、タイでは日立アジア社(タイ)が、日本では日立システムズが担当する。

 価格は、初期費用が無料、月額費用が5万5000円(2万タイバーツ)から。日立システムズでは、「Caliver AC」を、日立グループのクラウドソリューション「Harmonious Cloud」の下、グローバルITサービス「GNEXT」の一つとして、日立アジア社(タイ)と連携して拡販し、14年度末までに累計80社への提供を目指す。