大手SIerの日立システムズ(高橋直也社長)は、中国・上海市で、介護事業者の業務を支援するパッケージシステムの販売を本格的に始める。介護・福祉事業者向け業務管理システム「福祉の森」シリーズの施設介護サービス業向け業務パッケージ「GNEXT 養老事業管理システム」を、地場有力ベンダーの上海万序計算機科技(董正剛総経理)を通じて今年10月から販売する。

 日立システムズは、販売に先立って、約500ベッドをもつ大規模福祉施設、上海宝山区金色晩年敬老院をモデルユーザーにして、6月にパッケージを納入した。

「GNEXT 養老事業管理システム」の概要

 「GNEXT 養老事業管理システム」は、日本の介護事業者のきめ細かなサービスに対応した「福祉の森」シリーズの「施設介護記録システム」をベースに、上海万序計算機科技が有するノウハウを取り入れ、中国市場向けに開発した。入居者(高齢者)の生活状況や介護スタッフのケア状況、日々の介護情報の記録、集計機能によって、介護サービスの質の向上を図る。

 日立システムズは上海万序計算機科技と協業して、上海の養老事業管理システム市場で2015年度までにシェア50%を目指す。さらに上海市での販売実績を踏まえて、他の地域でも拡販する予定。