NTTデータ(岩本敏男社長)と流通経済研究所(上原征彦理事長)は、流通・製造業向けのPOSデータ分析サービス「NPICLOUD(エヌピーアイクラウド)」を10月に提供する。

 全国約350店舗の食品スーパーマーケットから収集したPOSデータをクラウド上で分析するBI(ビジネスインテリジェンス)サービス。市場の販売動向と自社のデータを比較でき、流通業では売り場づくりや品揃えへの活用、製造業では商品開発やマーケティング戦略の立案に活用することができる。

 流通経済研究所の流通分野での分析ノウハウと、NTTデータの流通分野でのBIシステム提供実績、Hadoopを用いたビッグデータ活用ノウハウを組み合わせて、高い分析機能と大量データの処理を実現。分析画面などの機能は、ウイングアークの「Dr.Sum」を採用した。価格は月額2万円からで、NTTデータは業界最安値としている。

 今後は、オール日本スーパーマーケット協会(AJS)にサービスを提供して、AJS加盟各社のサービス利用を通じて現場からの意見を収集し、サービスを強化すると同時に、POSデータの提供店舗を拡大。さらに、NTTデータのソーシャルデータ分析サービス「なずきのおと」など、ソーシャルデータと連携して分析する機能を搭載する予定だ。(真鍋武)