日立システムズ(高橋直也社長)は、中国・上海市で、モデルユーザーの試行を経て機能を強化した介護事業者向け業務パッケージ「GNEXT養老事業管理システム」を10月末から販売すると発表した。

 介護・福祉事業者向け業務管理システム「福祉の森」のシリーズ製品として、現地企業の上海万序計算機科技(上海万序、董正剛総経理)のノウハウを活用し、中国市場向けにティアックシステムクリエイト(松本友伯社長)と共同開発した業務パッケージ。財務管理、人事管理、物品管理などの一般的な機能に加え、薬品管理や医療保険決済の機能を備え、医療機能をもつ介護施設でも利用できる。

 入居者(高齢者)の生活状況、介護スタッフのケア状況など、日々の介護情報の記録・検索・集計機能で介護サービスの質を向上する。日立システムズは、グローバルITサービス「GNEXT」の一つとして中国国内の介護事業所や中国進出を検討中の日本の介護サービス事業者向けに上海万序を通じて拡販し、15年度末までに上海市でのシェア50%を目指す。今後は、機能の追加を図るとともに、上海市での販売実績を踏まえて他の地域へも順次拡販する。