OKI(沖電気工業、川崎秀一社長)は、プライベートイベント「OKI PREMIUM FAIR 2012」を、東京・恵比寿のウエスティンホテルで11月15・16日の2日間にわたって開催している。川崎社長は初日の基調講演で、「日本発の明るい世界を復活させる」と強調した。

 川崎社長は、欧米流の経営で世界経済が長期的に停滞している一方、アジア地域で工場化の拡大や日本の技術力が健在であることを挙げて、「今こそ日本流経営の再認識が必要」と述べ、日本のモノづくり力が復活すれば、世界経済も回復するとアピールした。

 日本発のモノづくり強化に向けて、OKIは「グローバル市場での貢献」「お客様の『持たない経営』を支援」「新しい社会を目指して」の3項目をコンセプトにビジネスを手がけている。グロバール市場では、ATMを核にアジア地域のビジネスを拡大。とくに、「中国は順調に伸びている」という。

 また、クラウドサービス「EXaaS」や工場のアウトソーシングサービス「Advanced M&EMS」の提供でユーザー企業の「持たない経営」を支援。さらに、低消費電力と高効率の無線M2Mサービスを実現する「マルチホップネットワーク技術」の開発をはじめ、呼吸の動きを検知する超高感度センサ「超高感度人感センシング技術」や画像から渋滞予兆を検知する「画像センシング技術」の開発を進めることで、「スマートな社会を実現する」とした。 

川崎秀一社長

 「OKI PREMIUM FAIR 2012」では、OKIの最新技術を搭載した製品・サービスを展示している。(佐相彰彦)

展示会場では最新技術を活用した製品・サービスを披露