NEC(遠藤信博社長)は、処理性能を従来機比で50%向上した無停止型サーバー(ftサーバー)「Express5800/ftサーバ」の新製品4モデルを発売した。

 「Express5800/ftサーバ」は、CPU、メモリなど主要なハードウェアをすべて二重化し、ハードウェア障害によるシステム停止のリスクを低減した高可用性サーバー。新製品は、インテルXeon E5-2600製品ファミリーを採用し、処理性能を従来機比で50%向上した。メモリは最大256GB、ディスク容量は最大7.2TBまで搭載できる。

 仮想化ソフトウェアのWindows Server 2008 R2 Hyper-Vをサポートする。NEC独自の二重化制御チップ「GeminiEngine」に、「NTB(Non-Transparent Bridge)」機能を搭載。万が一、ハードウェアの障害が起きた場合に、ハードウェアを二重化の状態に復旧するためのメモリコピー時間を従来機比で79%短縮した。

 工場の生産ライン制御や物流管理など、設備投資のサイクルが比較的長期のユーザー向けに「長期保守(10年)対応モデル」を用意。毎年の定期点検に加え、定期的な部品交換などを実施する。

 価格は、「Express5800/R320c-M4」(Windows Server 2008 R2モデル)が231万円、「Express5800/R320c-M4」長期保守対応モデルが288万8000円、「Express5800/R320c-E4」(Windows Server 2008 R2モデル)が153万円、「Express5800/R320c-E4」長期保守対応モデルが191万3000円。11月30日に出荷を開始する。