オープンガバメントクラウド・コンソーシアム(OGC、須藤修代表幹事)は、11月29日、「スマートジャパン実現に向けて」をテーマに、行政担当者とオープンIT系ベンダーを対象としたシンポジウムを東京・霞が関で開催した。

 OGCは、世界最高の電子政府・自治体の実現を目指して、2009年7月に設立した団体。オープンスタンダード技術にもとづいたクラウドコンピューティングの普及に取り組んでいる。

 須藤代表幹事による基調講演では、米サンフランシスコの行政と民間が連携して、スマートフォンを活用した公共サービスを生み出していることを紹介。「サンフランシスコは、企業やNPO、プログラミング技術をもつ個人に公共サービスの一部を委託している。市のデータを無償で提供し、企業やNPOがそのデータを活用して、市の政策に沿った公共向けのスマートフォン向けアプリを開発・提供している。企業は収益を上げて雇用を創出し、市は税金を確保できる。この官民連携は、まさしくWin-Winの関係だ」と利点を説明した。

須藤修代表幹事

 シンポジウムでは、このほかOGCの活動報告やパネルディスカッションを行い、終了後には、懇親会で参加者の親交を図った。(真鍋武)