ネットワールド(森田晶一社長)とBCN(奥田喜久男社長)は、11月27日、「Hyper-VレプリカとLive Migration機能で実現するWindowsサーバシステム構築入門セミナー」を福岡県博多市で共同開催した。特別協賛として、シスコシステムズと日本マイクロソフトが協力している。

会場には福岡県のIT企業関係者が集まった

 冒頭の基調講演では、アイ・ティ・アールの生熊清司シニア・アナリストが、IT投資動向についての調査結果を紹介した。2012年度のIT投資を前年度から0.83%伸びると予測したが、「回復はしているものの、相変わらず状況が厳しい」とした。さらに、「ユーザー企業の経営者は、直接売り上げの増大に貢献するIT投資を重視し、IT基盤の再整備に取り組んでいる。とくに仮想化やリスク管理/セキュリティ対策、モバイル活用に対するニーズが活発で、なかでも仮想化技術の活用は、大きなコストをかけずにディザスタリカバリ(DR)環境を構築することができるので、需要が高まりつつある」と述べた。

アイ・ティ・アールの生熊清司シニア・アナリスト

 最初のセッションでは、ネットワールド SI技術本部システムソリューショングループの末森俊博マイクロソフト担当システムエンジニアが、「Microsoft Windows Server 2012速習」と題して、Hyper-V 3.0で進化した機能を中心に、Windows Server 2012の実力を紹介。末森システムエンジニアは、「Windows Server 2012は、高価なストレージソリューションを必要としない柔軟な性能をもっている。また、Hyper-Vに関しては、仮想マシンを自動で複製することができるHyper-Vレプリカ機能を追加したのが目玉だ」と語り、デモンストレーションを交えつつ、Windows Server 2012の利点をアピールした。

末森俊博マイクロソフト担当システムエンジニア

 続いて、ネットワールド SI技術本部システムソリューショングループの加島義人シスコ認定システムエンジニアが登壇。Windows Server 2012を「Cisco UCSサーバーと組み合わせることによって実現するメリットを紹介。「UCSでは、ラックサーバーからブレードタイプまで、Windows Server 2012の機能を最大限に利用することができる」とした。

 また加島システムエンジニアは、Windows Server 2012に標準搭載するHyper-V 3.0対応のハイパーバイザー用仮想スイッチ「Cisco Nexus 1000V」を紹介。「Nexus 1000V」の動的プロビジョニング機能を解説しながら、導入のメリットを訴えた。(ゼンフ ミシャ)

加島義人シスコ認定システムエンジニア