キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS、浅田和則社長)は、12月5日、スロバキアのセキュリティソフトメーカー、ESETの幹部が来日したことに伴い、記者会見を開催した。

 キヤノンITSが国内で独占販売するESET製品の年平均成長率は141%で、ビジネスは好調だ。楢林知樹執行役員は、「グループ会社のキヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)の販売網を生かして、SMBにアプローチをかけたほか、当社の直販部隊が大手企業や教育機関に提供した」と、営業活動を説明。「個人向け製品のシェアは、11月に10%を記録した」と、国内での知名度も高まっていることをアピールした。さらに、「国内アンチウイルス市場は伸びている。今後も、チャネルやサポート体制を強化して拡販していく」との方針を示した。 
 

キヤノンITSの楢林知樹執行役員

 ESETのリチャード・マルコCEOが「(1992年の)設立からグローバルで常に成長を続けている」と訴えた後、ウイルスラボ責任者のユライ・マルホCRO(チーフ・リサーチ・オフィサー)がマルウェア脅威の動向を解説。マルホCROは、「Android OS搭載のスマートフォン向けアプリケーションがマルウェアになっているケースが増えている」と述べたうえで、「未知のマルウェアも、当社のソフトなら検知できる」と自信をみせた。(佐相彰彦)
 

ESETのリチャード・マルコCEO
 

ESETのユライ・マルホCRO