キヤノンITソリューションズ（キヤノンITS、浅田和則社長）は、総合セキュリティソフト「ESET セキュリティ」シリーズの法人ライセンスの新版「ESET Endpoint Security」と、ウイルス・スパイウェア対策ソフト「ESET Endpoint アンチウイルス」を9月3日に発売する。

　高いウイルス検出率と軽快な動作を実現する「ESET NOD32アンチウイルス」の技術をもとに、さまざまな外的脅威や情報漏えいのリスクからPCやサーバーを守る。Mac OS向けは、「OS X Mountain Lion」をサポートした。

　サーバーOS専用のプログラムとして、OSとインストールしているアプリケーションソフトを認識し、自動的にウイルス検査の除外対象を設定するサーバー保護機能などを搭載した「ESET File Security for Microsoft Windows Server」を新たに提供する。

　また、システム管理者向けのクライアント管理ツール「ESET Remote Administrator」をバージョンアップ。ネットワークの負荷軽減に効果があるタスクのランダム実行など、運用管理業務の効率化に役立つ新機能を搭載した。

　税別価格例は、6～24ライセンスの場合、「ESET Endpoint Security」の企業向けライセンスが1ライセンスあたり5360円/年、教育機関向けライセンスが2680円/年、官公庁向けライセンスが4020円/年。「ESET Endpoint アンチウイルス」の企業向けライセンスが3710円/年、教育機関向けライセンスが1855円/年、官公庁向けライセンスが2783円/年。