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キヤノンITソリューションズとクレオネットワークス BPM、SOA基盤の統合ソリューションを発表 年間20件の販売を目指す
2012/11/08 18:26
週刊BCN 2012年11月05日vol.1455掲載
キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS、浅田和則社長)とクレオネットワークス(土屋淳一社長)が協業して、SOA(サービス指向アーキテクチャ)基盤「Enterprise Imaging Platform(EIP)」とBPM(ビジネスプロセス・マネジメント)基盤「BizPlatform」の統合ソリューションを開発し、11月1日、その第一弾の提供を開始した。
キヤノンITSとクレオネットワークスが協業を通じて開発した統合ソリューションは、社内の情報システムや複合機、スキャナなどの機器を連携させて手作業を自動化する「EIP」と、情報システム部門のITサービス管理やBPO(ビジネスプロセス・アウトソーシング)サービスの業務受付管理などに対応する「BizPlatform」を組み合わせて提供するもの。案件ごとの関連ドキュメントを分散した複数の拠点から閲覧したり、捺印済みの見積書や注文書などを複合機から案件に紐づけて自動登録したりできる。
第一弾として「BizPlatform」の業務別テンプレート「BizOneシリーズ」の一つである「商談プロセス管理 SFA」と、「EIP」によるドキュメント管理ソリューションを組み合わせて、「BizOne商談プロセス管理SFA+ドキュメント管理オプション」をリリースした。
キヤノンITSの宇佐宏哉・プロダクトソリューション事業本部EDIソリューション事業部EDI営業部企画販推課担当は、「『EIP』は機器連携やドキュメントソリューションが強みだが、UIは手組みで、業務ソリューションのひな型提案もできなかった」と語る。
一方で、クレオネットワークスの岩崎英俊・ICTサービス事業部事業部長は、「人的なワークフローである業務プロセスの管理は得意としているが、他システムとの連携やドキュメント管理には弱かった」と説明。両者は、互いの強みを生かしつつ、弱みを補完し合う。
年間の目標販売数は20件。今後は、製品連携の範囲を拡大するほか、上流の業務コンサルティングを手がけるSIerとの協業を進めて販売を強化する方針だ。(信澤健太)
キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS、浅田和則社長)とクレオネットワークス(土屋淳一社長)が協業して、SOA(サービス指向アーキテクチャ)基盤「Enterprise Imaging Platform(EIP)」とBPM(ビジネスプロセス・マネジメント)基盤「BizPlatform」の統合ソリューションを開発し、11月1日、その第一弾の提供を開始した。
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