NRIセキュアテクノロジーズ(NRIセキュア、増谷洋社長)は、メール誤送信防止ツール「SecureCube/Mail Adviser」の販売体制を強化している。間接販売を手がけるパートナーに向けた支援策を拡充するほか、11月にオンライン販売を開始した。これによって、大企業から小規模企業までを網羅する販売体制を築いた。

セキュリティ
ソフトウェア営業部
船越洋明氏
 NRIセキュアは、「SecureCube /Mail Adviser」の販売店に対して、提案活動をサポートする施策を強化している。具体的には、販売店がユーザー企業を訪問する際にNRIセキュアテクノロジーズのスタッフが同行したり、ウェブ会議を活用して、ユーザー企業に製品の説明やデモを行うというものだ。さらに、販売店の営業担当や技術担当を対象に、製品の提案ポイントや設定方法を解説する。こうした支援で、全国の販売店に「SecureCube/Mail Adviser」を担いでもらうことを目指す。

 セキュリティソフトウェア営業部の船越洋明氏は、「メールの誤送信は、どの企業も経験しているので、誤送信を防ぐツールは需要が高い。しかし、まだ認知度が低いこともあって、誤送信防止ツールを日頃からの商材として扱っている販売店は少ない。今回のサポート拡充によって、彼らにぜひ、『SecureCube/Mail Adviser』を扱ってもらいたい」と要望している。

 NRIセキュアは、販売店向け支援の強化に加え、11月、BBソフトサービスが運営しているサイト「ライセンスオンライン」で、「SecureCube/Mail Adviser」のオンライン販売を開始した。メール誤送信事故を起こし、すぐに対策が必要なユーザー企業を対象に、ウェブ上で製品の購入を簡単に行うことができる仕組みを実現した。「オンライン販売では、とくに小規模のユーザー企業をターゲットに据えている」(船越氏)という。

 同社は、オンライン販売では小規模企業、パートナー販売では中堅・中小企業を狙い、さらに直販によって大手企業にも「SecureCube/Mail Adviser」を提供するかたちで、市場の全セグメントを網羅する体制を築いている。これを踏まえて、2013年は「SecureCube/Mail Adviser」の事業拡大に取り組む。(ゼンフ ミシャ)