ソリトンシステムズ(鎌田信夫代表)は、2月13日、大林組(白石達社長)が保有するタブレット端末3000台のセキュリティ対策として、オールインワン認証アプライアンス「NetAttest EPS」と専用オプション「NetAttest EPS-ap」を納入したと発表した。

 大林組では、従来型の現場施工管理からの脱却を目的に、3000台のiPadを導入した。それまではセキュリティ上の懸念から有線ネットワークを主としてきたが、タブレット端末の活用には無線(Wi-Fi)ネットワークが必須なことから、調達する認証システムには、通信の盗聴や不正侵入など、従来の懸念を確実に解消する条件を求めた。

 この結果、(1)長期的な利用を想定し、「標準的なセキュリティ技術(IEEE802.1X)」に対応すること(2)「デジタル証明書」によって会社支給のタブレット端末だけにネットワーク利用を許可すること(3)大林組の運用ポリシーに柔軟に対応できる「プライベート証明書」を発行管理できること(4)将来を見据えたシステムの拡張や日常運用が容易な「オンプレミス・アプライアンス型」の製品であること――という条件をすべて満たす製品として、ソリトンの「NetAttest EPS」が採用された。

 選定の際には、「NetAttest EPS」の完成度に加えて、製品が有する各種ネットワーク機器との幅広い連携実績や導入実績、開発メーカーであるソリトンのもつ豊富なノウハウも高く評価された。

 大林組は、タブレット端末の有効活用することで、場所移動などの非効率的な時間を施工管理にあてるなど、建設品質をさらに向上している。今後は、タブレット端末の導入を拡大するとともに、保有するPCに対する無線ネットワークの開放や海外拠点への展開を検討している。