ニュース

ソリトン、不正デバイスの接続を防止するアプライアンスの最新版

2012/10/04 20:11

 ソリトンシステムズ(ソリトン、鎌田信夫代表)は、10月3日、企業ネットワークに対する不正なPCやスマートフォンなどからの接続を防ぐアプライアンスの新バージョン「NetAttest LAP V2.0」を発売した。

 「NetAttest LAP」は、ネットワークを監視して、接続しようとするデバイスのIPアドレスとMACアドレスをチェックすることによって、不正デバイスやマルウェア感染の疑いがあるデバイスを検知・ブロックする小型アプライアンス。「NetAttest LAP」V2.0は、ユーザー認証アプライアンスで高いシェアをもつ「NetAttest EPS(EPS)」と連携し、ユーザー認証とデバイス認証の二段階認証によって、さらに高いセキュリティを実現した。

 本社側に設置した「EPS」で全社のユーザー情報やデバイス情報を管理し、「NetAttest LAP」は各フロアや支店・営業所ごとに設置する。「NetAttest LAP」は、ネットワークに接続しようとするデバイスを検知すると「EPS」に通知・照合し、「EPS」に登録済みのデバイスは正規デバイスとして接続を許可。登録されていない不正デバイスはブロックされる。

 さらに「V2.0」には、ブロックされた不正デバイスから、治療などのために特定IPアドレスへの通信を許可する機能を追加した。以前から販売しているForeScout社のエージェントレス検疫・IPSアプライアンスCounterACT連携版の「NetAttest LAP」も同時にバージョンアップ。ブロック後のメッセージ表示や治療などに対応し、不正デバイスのブロックだけでなく、ブロックされた後でも治療サーバーへの接続を許可できる。

 税別価格は9万8000円。すでにアジアの数か国で販売実績があるが、「EPS」との連携によって、今後、欧米諸国にも販路を拡大する。

「NetAttest LAP」V2.0
  • 1

関連記事

ソリトン、スマートデバイスのビジネスプラットフォーム「DME4.0」を発売

ソリトン、スマートデバイスの業務利用を支援する「NetAttest EPS-ap」のハイエンドモデル

ソリトンシステムズ、クラウド型セキュリティをJTBグループ25社に提供

ソリトンシステムズ、標的型攻撃対策ソフトの新バージョン

ソリトン、ネットワーク認証アプライアンスのハイエンドモデル

外部リンク

ソリトンシステムズ=http://www.soliton.co.jp/

「NetAttest LAP」

週刊BCN特別連載企画
「パートナーと伴奏し、新たな価値を共創するネットワールド」

連載第1回 トップに聞くビジネス戦略とパートナー支援

× こちらから>>

連載第2回 オンプレミスの知見を生かした「クラウド移行の最適解」

× こちらから>>

連載第3回 複雑なセキュリティに対し充実したサポートと検証環境を用意、今後はAI保護に注力

× こちらから>>

連載第4回 AIビジネスの立ち上げを支援 企業独自のデータを取り込み課題を解決

× こちらから>>

連載第5回:先進製品の取り扱いやソフトのクラウド販売を支援

× こちらから>>