凸版印刷(金子眞吾社長)と富士通エフ・アイ・ピー(富士通FIP、浜野一典社長)は、共同で事業展開するギフトカードの残高管理を行うプロセッシングサービス「ギフトカードASPサービス」で、新しく「デジタルギフトカード対応サービス」を開始する。

 「ギフトカードASPサービス」で発行されたギフトカードがもつID番号をバーコード化し、スマートフォンのアプリケーションに登録できるようにするサービス。利用者がもつギフトカードのID番号と、カード裏面にあるPIN番号を専用のウェブサイト上で入力すると「Passbook」に登録され、バーコードを表示できるようになる。商品購入の際には、レジでこのバーコードを提示し、ギフトカードと同様にキャッシュレスで買い物ができる。

 カード発行企業は、「デジタルギフトカード対応サービス」を採用することによって、利用者にID番号を発行するだけで「Passbook」にデジタル化されたギフトカードを発行することができる。これまでのプラスチックカード型のギフトカードと共存するかたちで、さらに普及が見込まれるスマートフォンに対して、よりすみやかにギフトカードを提供できる新しい発行形態が選択できる。サービスのPass生成機能の開発は、ジェナ(手塚康夫代表取締役)が担当する。

 第一弾として、Appleの「Passbook」対応サービスの試験運用を3月中旬から開始し、6月に販売を開始する予定。両社は、13年度内に20社の導入を目標としている。今後は、Androidについても順次対応していく予定。さらに、バーコード決済に対応した専用のギフトカード決済端末の開発を進め、店舗でのデジタルギフトカードのスムーズな受け入れについても提案していく。