アルプス システム インテグレーション(ALSI、麻地徳男社長)は、3月14日、情報漏えい対策シリーズ「InterSafe ILP」の最新版「Ver. 3.0」を発売した。

営業統括部マーケティンググループの清水康雄氏

 「InterSafe ILP」は、ファイル自動暗号化ソフト「InterSafe IRM」、デバイス制御ソフト「InterSafe Device Control」、ウェブ型の申請・承認ソフト「InterSafe WorkFlow」、セキュリティUSBメモリ作成ソフト「InterSafe SecureDevice」で構成。一つのツールで、情報漏えい対策を統合的に講じることができる。

 新バージョンは、この四つにセキュリティPDF作成ソフト「InterSafe SecurePDF」を追加した。セキュリティ機能を保ったまま、外部取引先などにPDFファイルを安全に送付することができる。ファイルを受け取る側は、専用ソフトを導入することなく、PDF閲覧ツール「Adobe Reader」があれば、スマートフォンやタブレットでもファイルを開くことができる。

 このほか、ウイルス対策やデバイス書き出し時のセキュリティ、送信データの二次漏えい対策などの機能を強化した。営業統括部マーケティンググループの清水康雄氏は、「『InterSafe ILP』は、ファイル暗号、デバイス制御、申請・承認、暗号化USBメモリ、セキュリティPDFのすべての工程でログの取得ができるので、企業や官公庁、学校での徹底的なセキュリティ対策にぴったりだ」と訴えた。

セキュリティソリューション部の森本敏男副部長

 セキュリティソリューション部の森本敏男副部長は「InterSafe」の10年にわたる開発のエピソードを披露。「ファイルが暗号化されても、日本語以外の言語のファイル名には暗号化のカギマークがつかないとか、暗号化されているとウイルス感染ファイルが検知できないなど、開発部隊が努力して、あらゆる問題を克服してきた」と振り返った。

 Windows 8に対応。ALSIは、初年度3億円(5万ライセンス)を販売目標に掲げている。(ゼンフ ミシャ)