京セラコミュニケーションシステム(KCCS、佐々木節夫社長)は、4月1日、シンガポールに出資比率100%の子会社「Kyocera Communication Systems Singapore Pte. Ltd.」(桑原貴志社長)を設立し、シンガポールと東南アジアでICT事業を本格的に展開する。

 KCCSは、2008年11月にシンガポール支店を開設し、シンガポールを中心とした東南アジアで、京セラ関連会社にシステムサポートを提供してきた。今後も、体制を強化し高品質なサービスを提供し続けるとともに、年平均成長率が9.0%と高く、さらに伸びが期待できる東南アジアのIT市場で、飛躍的な事業拡大を図るため、シンガポール支店を法人化する。

 今後は、新たにリリースした東南アジアで事業展開する製造業向けのERPサービスや、セキュリティなどの新商材・新サービスを提供しながら、まずはIT全般の商材を対象として外販ビジネスを拡大していく。

 KCCSは、海外売上比率の拡大に向けた展開を加速するために、7月にはベトナムに子会社を設立し、通信エンジニアリング事業で基地局設計業務のオフショア事業と、ベトナム国内の京セラ関連会社のシステムサポートを展開する計画。