応用電機(茶屋誠一社長)は、浜松工場内に建設した大規模太陽光発電所の本格運転を3月4日に開始した。浜松市によると、応用電機浜松太陽光発電所は、現時点で静岡県内最大規模の太陽光発電所という。応用電機は熊本工場内にも太陽光発電所を建設しており、3月29日に運転を開始する予定。

 浜松太陽光発電所は、年間日照時間が全国トップクラスという浜松市の気象条件に着目し、浜松市役所新エネルギー推進事業本部と協議のうえ、建設を決めた。工場の屋根や敷地、調整池に、太陽電池モジュール約6500枚を設置し、最大出力は約1.6MW、年間発電量は170万0000kWhを見込む。

 熊本太陽光発電所は、工場の屋根、敷地に太陽電池モジュール約3200枚を設置し、最大出力は約0.8MW、年間発電量は70万kWhを見込む。

 浜松、熊本の両工場を合わせて出力合計約2.4MW、年間発電量は一般家庭約670世帯分に相当する約240万kWhを想定し、年間約1000tのCO2削減効果を見込んでいる。再生可能エネルギー固定価格買取制度にもとづいて、全量を中部電力と九州電力に売電する。

 発電所には京セラの多結晶シリコン太陽電池モジュール、日新電機のパワーコンディショナを採用。設計は京セラコミュニケーションシステム(KCCS、佐々木節夫社長)が京セラソーラーコーポレーションと共同で実施し、施工はKCCSが行った。