ネットワールド(森田晶一社長)は、4月4日、宮崎銀行のグループ会社である宮銀コンピューターサービス(若曽根隆志社長)が提供するリモートバックアップサービスに、ネットワールドのEMC製重複排除バックアップソリューション「EMC Avamar」を採用し、本稼働を開始したと発表した。

 宮崎県内の自治体や関連団体のBCP(事業継続計画)強化を支援するサービス。市町村が保有する住民情報などをデータセンター(DC)へバックアップすることで、広域自然災害などが起きても重要なデータを確実に保全する。

 宮銀コンピューターサービスは、バックアップ、ストレージ分野で豊富な経験と実績をもつネットワールドからの提案を受けて「Avamar」を採用。システム構築は、ネットワールドのパートナーである九電ビジネスソリューションズが担当した。

 導入にあたっては、複数のシステムにわたって重複データを排除する「Avamar」のグローバル重複排除機能を活用することで、効率的なバックアップサービスを実現。事前に実施した検証作業では、ファイルサーバーで最大約99%、データベースサーバーで最大約77%の重複排除に成功した。また、2台の「Avamar」を導入し、きょう体間レプリケーション機能を利用して県外のデータセンターにもデータをコピーすることで、重要データの確実な保全を図った。

 「Avamar」は、ユーザー側の環境に大きな改修を加える必要がなく、バックアップ対象のサーバーにエージェントをインストールすることで重複排除バックアップができる。DCへの導入が容易なアプライアンス型の製品で、約1か月半でリモートバックアップサービス用の環境を構築した。