アクロニス・ジャパン(村上督代表取締役)は、4月9日、2012年9月に買収した米グループロジックのモバイルファイル管理ソフト「mobilEcho」、ファイル共有・同期ソフト「activEcho」、企業内のMacからWindowsベースのファイルサーバやプリントサーバへのアクセスを実現するソフト「ExtremeZ-IP」を4月24日に発売すると発表した。

 発表会の冒頭、村上代表取締役は、3製品を「日本の企業にとって、今後大きな課題となっていくモビリティやBYOD(個人端末の業務利用)を支援するソリューション。どんなデバイスからでも、セキュアな環境でファイルへのアクセスを実現する」と紹介した。

村上督代表取締役

 「mobilEcho」は、モバイルデバイスから企業内のファイルサーバーへのセキュアなアクセスを実現するソフトウェア。ユーザーは、モバイルデバイス上の専用アプリケーションから、場所や時間を問わず社内のファイルサーバーにアクセスできる。セキュアなアクセスを実現するために、ユーザー情報や接続の状態を一覧で確認したり、パスワードエラー時や長期間接続のないユーザーに対して自動ロックやリモートワイプを実行したりする管理機能を搭載。さらに、Active Directoryと統合することで、モバイルデバイスを含むネットワーク上の資源を一元管理できる。

 「activEcho」は、セキュアな環境での社内外とのファイル同期・共有を実現するソフトウェア。ノート/デスクトップPC、タブレット端末、スマートフォンなどのデバイスから、専用アプリケーションやブラウザを通してファイルにアクセスできる。ファイルの格納場所は、オンプレミスの環境だけでなく、クラウドや仮想化環境にも対応。さらに、Active Directoryとの統合やファイルの暗号化、操作ログの追跡などの機能によって、セキュアなアクセスを実現する。

 「ExtremeZ-IP」は、企業内のMacからWindowsベースのファイルサーバへアクセスできるようにするサーバーソリューション。WindowsとMacの間で生じるOSの非互換性を取り除くことで、Macユーザーは、Windowsベースのファイルサーバーやプリントサーバーに簡単にアクセスできる。

 3製品は、ソフトバンクBBとダイワボウ情報システムのほか、リセラー経由で販売。参考価格は、「mobilEcho」が10万2000円から、「activEcho」が33万4000円から、「ExtremeZ-IP」が10万2000円から。いずれも初年度の保守費用を含む。(真鍋武)