フォトロン(布施信夫社長)は、KDDI研究所(中島康之所長)の高速伝送プロトコル「SVFTP」をもとに、複数の回線を同時に利用して、まとめて1本の回線として高速のファイル暗号化転送を行うソフトウェア技術を開発した。これによって、公衆回線を利用して安価に大容量データの転送を高速・安全に行うことが可能になる。

 複数回線をまとめて、あたかも1本の回線としてファイル転送(バルク転送機能)で、安価な個人向け回線を複数本利用して転送。UDP(User Datagram Protocol)ではなく、TCP(Transmission Control Protocol)で転送することによって、顧客の既存ネットワーク環境に適合する。さらに、複数回線を利用する転送をソフトウェアで実現する。

 高速で堅牢な暗号化技術(KCipher-2)で、経路暗号と転送データの暗号化を実装。何らかの理由で転送が中断されたときは、「レジューム機能」によって中断されたところからリスタートできる。また、ディスクにファイル化してから転送するのではなく、順次ディスクに書き込んだ頭のデータから転送する「追っかけ機能」を備える。