日立製作所(中西宏明社長)は、多機能電話機やコードレス電話機などの電話機ラインアップを拡充するとともに、スマートフォンとの連携など機能強化した日立マルチコミュニケーションシステム「integral-F(インテグラル・エフ)」を製品化し、5月15日に販売を開始する。

 最大168回線まで回線容量を拡張できる100人規模までの事業所を対象とするシステム。操作性を向上した新デザインを採用した多機能電話機や、防水仕様でポケットにも収容できる小型のコードレス電話機(ハンディタイプ)など、ラインアップを拡充し、ユーザーのワークスタイルに合わせて各種の電話機を提供する。

 Android搭載端末やiPhoneなどのスマートフォンを内線電話として使用したり、スマートフォンのブラウザ操作によって、外出先でも主装置を経由した電話帳検索や不応答履歴の検索、留守録の再生をしたりできる。スマートフォンには相手先の電話番号を登録しないので、紛失時にも情報漏えいを防止できる。

 価格は、一式(構成:INSネット64 1回線、多機能電話機5台)48万7200円から。出荷開始は5月31日で、日立製作所は年間2万システムの販売を目標としている。

マルチコミュニケーションシステム「integral-F」(左から、多機能電話機、コードレス電話機、主装置)