ネットワールド(森田晶一社長)は、ITサービスマネジメント(ITSM)を提供するBlueship(慶松大海代表取締役)が、開発・テスト環境としてネットワールドが提供する「FlexPod for VMware(FlexPod)」を導入し本稼働を開始したと発表した。

 Blueshipは、ビジネスの拡大にともない開発・テスト環境を構築する物理ハードウェアの増大が課題となっていた。数年前にVMwareによる仮想化にも着手したが、開発とテストでリソースをうまく融通できないなどの問題があった。そこで、複雑化するシステム環境を効率的に管理するソリューションとして「FlexPod」の導入を決定した。

 「FlexPod」は、IAサーバー「Cisco UCS」とデータセンタースイッチ「Cisco Nexus」、ネットワークストレージ「NetApp FAS」、サーバー仮想化ソフトウェア「VMware vSphere」を組み合わせ、相互接続検証などが完了したシステムで短期間での導入が可能。初期設定にコマンド操作の必要な「Cisco Nexus」「NetApp」には、ネットワールドが提供するパラメータ自動生成ツールを利用したことによって、データセンターの構築は約一週間で完了した。

 導入に際しては、「FlexPod」を完備した複合システム検証センター「GARAGE」や、教育プログラムなどを活用。Blueshipは、ネットワールドの充実した支援体制を高く評価したという。

 「FlexPod」の導入によってBlueshipは、リソースを柔軟に活用してユーザーのシステムイメージに合わせた開発・テスト環境を効率的に構築可能になり、人事、会計などの社内業務システムも「FlexPod」に集約することができたという。

 Blueshipは、将来は「SnapMirror」をはじめとするNetAppのデータ保護機能も活用し、日本とマレーシア間での遠隔バックアップなども検討する計画。また、「Cisco UCS」は、ユニファイドコミュニケーション機能も統合することができるので、日本とマレーシア間での内線通話が可能なことから、今後のグローバルな事業展開にも活用する。さらに、今回の自社の取り組みをショーケースとして、顧客向けに「FlexPod」を利用した新たなソリューションサービスも展開していく。