【大連発】インターネットイニシアティブ(IIJ、鈴木幸一社長)は、6月20~23日の4日間、中国・大連で開催したITイベント「中国国際ソフトウェア&情報サービスアウトソーシング交易会(CISIS)」に出展し、子会社のIIJグローバルソリューションズ中国法人が中国で展開するクラウドサービス「IIJ GIO CHINAサービス」を展示した。

 今年1月発売の「IIJ GIO CHINAサービス」は、中国企業のニーズに適した機能を盛り込んだクラウドサービス。発売後半年で、日系・中国系を問わずスマートフォン用ゲームの配信基盤やウェブサイトの運用基盤として採用されており、「強い手応えを感じている」(グローバル事業本部の清水博グローバル統括部部長)という。

「CISIS」にブースを設けて「IIJ GIO CHINAサービス」を提案したIIJの清水博部長

 発売当初、IIJは企業の社内業務を支援するエンタープライスシステムで利用される場合が多いと予測していたが、実際にはウェブサイトの構築・運営で利用されるケースが想定以上に多くあるという。清水部長は「中国に進出した企業は、業務システムの構築・運用を終えて、今はどう売るか、マーケティング施策を強化し始めている。その一環でウェブサイトを重要視しているのだろう」と分析する。

 イベントに合わせて、サービスの機能を拡張。ファイアウォールとロードバランサの機能をサービス化し、顧客が個別に構築する従来の場合に比べ価格を抑えられ、可用性を向上して保守の均一化を図った。(伊達和久)