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米オラクル、クラウド向けに設計した「Oracle Database 12c」を発売
2013/07/04 18:34
「Oracle Database 12c」は、新しくマルチテナント・アーキテクチャを採用している。新機能「Oracle Multitenant」によって、DBのクラウドへの統合プロセスを簡素化して、アプリケーションを変更することなく、多数のDBを一つのDBとして一元管理することができる。
「Oracle Multitenant」は、アプリケーション層ではなく、DB層でマルチテナントをサポートするので、「Oracle Database」上で動作するあらゆるISVアプリケーションをすべてSaaS対応として提供できる。
また、企業がより多くのデータをより少ないストレージコストで管理し、DBの性能を向上できるよう、新たにデータの自動最適化機能を導入。ヒート・マップによってDBの読取り・書込み動作を監視し、管理者は簡単にテーブルやパーティション内に保管されているデータを「ホット(動作が非常に集中している)」「ウォーム(読み取りのみ)」「コールド(読み取りがほとんどない)」に識別することができる。
さらに、セキュリティに関しても、これまでの「Oracle Database」のあらゆるリリースを上回る数のイノベーションを実装し、拡大する脅威や厳格化するデータ・プライバシー関連規制に対応する。
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