紀陽情報システム(阪本彰央社長)は、7月5日、アシスト(大塚辰男社長)が販売するBIツール「QlikView」を採用し、紀陽銀行をはじめとする金融機関向け分析ツールの提供を開始したと発表した。

 紀陽情報システムは、大量データ処理の全体最適化に向けてOSSの活用を検討。業務システムごとに分散されている複数のデータをレッドハットのOSS「Red Hat JBoss Data Services」を用いて仮想統合し、BIツールの「QlikView」と連携することによって、短期間で最適化を実現する情報活用基盤を紀陽銀行向けに構築した。

 ユーザー企業が顧客を軸にして一元的な情報管理ができるほか、経営情報を迅速に分析。これまで膨大な時間を費やしていたデータ分析作業が、わずか10数秒で終わり、複雑化して使いにくかった情報を可視化して有効活用できる。

 今後、紀陽情報システムでは、紀陽銀行の各ユーザー部門に情報活用基盤を提供していくほか、アシストと協業して銀行向けソリューションとして販売する予定。レッドハットのOSS活用型仮想統合データベース「JBoss Data Services」を活用したSI(システム開発)も手がけていく。(佐相彰彦)