セイコーエプソン(碓井稔社長)は、A3カラーページ複合機の新商品として、カラー/モノクロともに30枚/分の高速印刷、60万枚の高耐久性、最大1835枚の大容量給紙を兼ね備えた「LP-M8040シリーズ」を10月下旬に発売する。

 新製品は、プリント、コピー、スキャン、ファクスを1台で行うことができる複合機で、従来モデルのカラー24枚/分・モノクロ30枚/分から、カラー出力を30枚/分に向上させ、60万枚の耐久性を実現。共有プリンタとしてストレスなく利用できる印刷スピードと、印刷枚数が多くても安心して使える耐久性を備えた生産性を重視するユーザーに適したモデル。

 ファクス搭載モデルの「LP-M8040F」と「LP-M8040PS」は、ファクス/電話の自動受信切り替えに対応。パソコンから直接ファクス送信する「PCファクス」機能に、ExcelやWordなど、異なるアプリケーションで作成した複数のファイルを一度にまとめて送信する「まとめてファクス」機能を追加し、より使いやすくなった。

 コピー機能には、裏写りがなく、見やすく鮮明にコピーができる「高精度背景除去機能」を搭載。両面原稿や下地に色のある原稿でも、背景の裏写りや用紙の地色を除去して見やすくコピーできるようになった。

 トナーカートリッジには、「スマートスタイルカートリッジ」を採用。個装箱サイズは131×71×73mmで、従来モデルと比較して体積比で約11%にまで小型化した。トナーカートリッジの保管に大きなスペースが不要で、用紙カセットの下段に設置する専用キャビネット内に収納することもできる。

 オプションで、Adobe純正PostScript3対応のPostScriptモジュールを用意(「LP-M8040PS」はPSモジュール標準添付)。プラットフォームを問わない高い互換性で高度なイメージ処理ができるので、デザイン図や完成予想図などを作成する建築業や、さまざまなプラットフォームを利用する大学の研究室などでも活用できる。

 また、現在販売中のA3カラーページプリンタ「LP-S5300」に、自動両面印刷ユニットを標準装備した「LP-S5300R」を9月2日に発売する。35.8枚/分の高速モノクロ印刷に対応し、モノクロ印刷を中心にカラーでも印刷するオフィスに適している。

 実勢価格は、「LP-M8040」が39万円台中盤、「LP-M8040A」が45万円台後半、「LP-M8040F」が54万円台中盤、「LP-M8040PS」が64万円台後半、「LP-S5300R」が5万円台後半の見込み。セイコーエプソンは、「LP-M8040シリーズ」を含むA3カラーページ複合機で、今後1年で7000台の販売を予定している。