インターネットサービスのKDDIウェブコミュニケーションズ(山田浩喜社長)は、10 月9日、コラボレーションツール「corabbit(コラビット)」の正式版サービスを開始した。クラウド型のコラボレーションツールで、画像ファイルを頻繁に使うデザイナーやクリエーター向けの機能が充実している。

 正式版は、少人数での利用やフリーランスに適した「Pro」と、大規模なプロジェクトや社内利用などの大人数に適した「Team」の二つを設けた。画像ファイルなどを「corabbit」上で共有し、プレビュー画像に対してコメントをつけたりすることで、制作過程における業務フローやコミュニケーションがすばやく、容易にできる。開発にあたっては、クラウドワークスやChatWork、ランサーズなどの専門ベンダーと協業した。 

山田浩喜社長

 KDDIウェブは、クラウドやホスティングサービスを主力とするサービスベンダーだが、主要ユーザーはクリエーターやデザイナーで、こうしたユーザー層を強く意識した制作支援系のウェブサービスの拡充に努めている。「corabbit」もその一環。直近のウェブサービス事業は売上げ全体の約15%だが、「向こう3年程度で30%程度まで拡大させる」(山田浩喜社長)と意気込む。(安藤章司)