アイティフォー(東川清社長)は、10月24日、スポーツ用品の製造・卸売と小売111店舗を展開するゴールドウイン(西田明男社長)から本格的なオムニチャネルを実現する小売業向け統合システムを受注し、9月に稼働を開始したと発表した。

 統合システムは、ECサイト構築パッケージ「ITFOReC(アイティフォレック)」と小売業向け基幹システム「RITS(リッツ)」で構成。THE NORTH FACEなどの有力ブランドを扱うゴールドウインでは、ECサイトをリニューアルするにあたって、店舗とECサイトの顧客情報を統合し、顧客の利便性とCRM精度を向上することを検討。この結果、O2O(オンライン・トゥ・オフライン)をベースに、オムニチャネルを同時に実現できるアイティフォーのシステムに決定した。

 店舗とECサイトでそれぞれ個別に管理していた顧客データや購買情報、ポイント情報を統合データベースでシームレスに統合。これによって、顧客ごとに統合された購入履歴をブランド別に管理できる。例えば、過去の来店履歴から次の来店時期を予測し、その顧客が興味をもちそうな商品のクーポンをメールで送るなど、来店をうながす施策を展開できる。

 また、顧客を店舗とECサイト相互に誘導する「オムニチャネル対応」によって、「他店にもっていかれない自店競合」を発生させ、購買機会を創出する「ウェブでの店舗在庫の確認機能」や「ECサイト購入品の店舗受取機能」などを提供。さらに、ポイントカード利用者のメールアドレスを簡単確実に獲得できる仕組みも備える。