アイティフォー(東川清社長)は、6月19日、多店舗展開する量販店向けに、店舗BGMやCMなどのコメント放送を提供するネットワーク活用型店舗BGM&CM配信サービス「Arrow Sounds」の本格的な販売を開始した。

 店舗内へSTB(セットトップボックス)を設置し、インターネット経由で放送を行う仕組み。従来の他社サービスは、NTTや電力会社に支払う電柱利用料がコストを押し上げる電柱方式や、悪天候時に配信がとぎれることがある衛星方式が主流だが、「Arrow Sounds」はネットワーク構築に強みをもつアイティフォーが量販店の大規模ネットワークにシステムを組み込んで一元管理を行うことで業界最安値を実現した。

 権利処理済の約200万曲のBGMやCMなどのコメント放送を店舗ごとに異なるパターンで放送。開店前の従業員向け放送から突然の雨や不審者の侵入を伝えるサインミュージックまで、店舗の方針に合わせて放送内容を自由にカスタマイズすることができる。カスタマイズでは、MD(マーチャンダイジング)戦略の実現も支援。1年52週のそれぞれで、理由のある重点商品を設定し、販促を行う「52週MD」に対応したCM戦略を無料(制作費別途)で提案する。時間、地域、立地、顧客層に合わせて、母の日やクリスマスなどをはじめとするバラエティに富んだ番組パターンを組むことができる。

 税別価格は、店舗あたり月額3000円から。本格販売に先立って、すでに大手スーパーマーケットなど10社約500店を受注した。アイティフォーは、今後1年間で30社3000店からの受注を目指す。