東芝ソリューション(河井信三社長)とイー・ビー・ソリューションズ(吉井勇太郎社長)は、12月5日、東芝グループの統一経理システムのシステムアセットを、一般企業向けの導入テンプレートとして、12月から販売すると発表した。

 東芝グループは、グローバルトップを目指すためのIT基盤刷新の一環として、グループ統一の経理システムを12年4月に導入している。オラクルのERPソリューション「Oracle E-Business Suite」と連結経営管理アプリケーション「Oracle Hyperion Financial Management」をベースに構築されたもので、今年4月時点で本社と世界約50社のグループ企業で稼働している。16年には、累計で295社(一般ユーザー2万人、経理部ユーザー4000人)での導入を予定している。

 とくにグローバル市場で事業を展開する企業では、経理システムの刷新などにあたって、東芝で実際に稼働しているシステムを導入テンプレートとして利用することで、課題解決を促進できる。また、参照モデルとして要件定義工程を効率化したり、素材として再利用したりすることで、システム導入の期間短縮やコスト削減が期待できる。

 東芝ソリューションとイー・ビー・ソリューションズは、システムの販売と合わせて、東芝グループ内外の顧客に対する「Oracle E-Business Suite」などのERP導入で培ったノウハウを生かして、導入支援や海外子会社への展開などのサービスを提供する。ERPソリューション全体で、今後3年間で100億円の売り上げが目標。