モーフ・ラボ(金野諭社長)は、2月6日、クラウド関連のシステムインテグレーション(SI)事業、オープンソースソフトウェア(OSS)技術の教育事業を行う子会社としてアセアン・ラボ(金野諭社長)を2月4日付で設立した。

 モーフ・ラボは、クラウド環境の構築・管理を製品化し、クラウド基盤ソフトウェア「mCloudシリーズ」を提供。「mCloudシリーズ」は、OpenStack、KVM、Nexenta、Zenoss、PuppetなどのOSS技術を活用し、クラウド型サービスを提供するiDC事業者や、SaaSを提供するISVなどが利用しやすいように、独自のRuby on Railsベースのユーザーインターフェースや運用・管理機能を組み合わせている。

 アセアン・ラボでは、モーフ・ラボの技術力とノウハウを、製品というかたちではなく、SIサービスとしてクラウドサービス事業者や企業のクラウドシステム基盤の構築に役立てて、クラウドシステムの発展と品質の向上を支援していく。

 また、モーフ・ラボの親会社である米Morphlabsが、製品のアーキテクチャを米国で開発するほか、ユーザーインターフェイス開発・QA・サポートをフィリピンの拠点で行う。また、ASEAN地域の顧客も抱えていることから、日本のIT関連企業のフィリピン、インドネシア、シンガポールなどをはじめとするASEAN地域進出を支援するコンサルティング事業も展開する。

 教育事業では、初年度数社の教育事業者と協業し、年度末までにオープンソース関連の教育コースを毎週開催する予定。クラウドインテグレーション事業は、初年度で10社のインフラ構築を手がけ、コンサルティング事業では初年度で5社の支援を予定している。なお、3事業を合わせて、今後3年間で20億円の売り上げを計画している。