NECネッツエスアイ(和田雅夫社長)は、2月13日、ICT(情報通信技術)を活用したソリューションを披露するイベント「Customer's Fair 2014」を東京・有楽町の東京国際フォーラムで開催した。会場では、約1250人の来場者が、ビジネス改革や都市インフラなどをテーマとしたブースでスタッフの説明に耳を傾けた。写真を中心に、「Customer's Fair 2014」の様子をレポートする。

エグゼクティブ会議室を再現

 オフィス改革ソリューション群「EmpoweredOffice」のコーナーでは、モバイル端末やプロジェクターを活用したコミュニケーション・インフラで、場所を問わず会議を開催できることをアピールした。ペーパーレス化によってコスト削減につなげるなど、ムダのないビジネス環境を整えている。

タブレット端末を片手にビデオ会議の機能を管理

 映像の選択や画面の切替え、音の調整はタブレットで行う。NECネッツエスアイは、東京・飯田橋の本社内に「EmpoweredOffice」の体感スペースを設け、デモを見せながら商談することで案件の受注に結びつけている。地方の拠点でも「EmpoweredOffice」を導入し、体感スペースづくりを進めている。

通常のテーブルがスクリーンになる

 天井に設置したプロジェクターで映像を映し、通常のテーブルをスクリーンとして活用。画面はタッチ操作に対応する。既存設備を使いながら、ソフトウェアを導入するだけでスマートなオフィスを実現している。今後、こうしたツール群をビジネスに結びつける。

映像で「2020×ICT」の概念を紹介

 2020年の東京五輪に向けて「新しいコミュニケーションが生まれる都市」を提案する。ICTの活用によって、観光や娯楽、治安など、各分野の都市インフラの改善を目指す。「Customer's Fair 2014」では「2020×ICT」の概念を紹介したが、今後どのようにビジネスにつなげるか、興味深いところだ。

Muscoの競技場向けライティング

 空間照明設計を手がける米Muscoの競技場向け大型ライティングも展示した。このライティングは、2016年のリオデジャネイロ五輪で使われるという。NECネッツエスアイは、東京五輪でもMusco製品の需要があると見込んで、ICTソリューションと組み合わせたかたちで国内販売を検討する。(ゼンフ ミシャ)