セイコーエプソン(碓井稔社長)は、ビジネスインクジェットプリンタの新商品として、カラー/モノクロともに24ipmの高速印刷と30万ページの耐久性、さらに最大1831枚の大容量給紙を実現したA3ノビサイズ対応インクジェット複合機「PX-M7050F」、インクジェットプリンタ「PX-S7050」を、8月上旬に発売する。

 新製品は、ノズルの高密度化を実現した新開発の「PrecisionCore(プレシジョンコア)」プリントヘッドを採用することによって、同社のビジネスインクジェットプリンタで最高速のカラー/モノクロ24ipmの高速印刷を実現した。普通紙への印刷解像度は初期設定値で600dpiと、細かい文字や線も鮮明に印刷できる高画質印刷ができる。また、全色顔料インクに加え、ビジネス文書を鮮やかに表現する新しい画像処理技術を採用することによって、普通紙でも鮮やかに印刷する。

 耐久性は、ビジネスインクジェットプリンタのラインアップで最大の30万ページで、印刷枚数が多いユーザーでも安心して使用することができる。給紙容量も、同社のビジネスインクジェットプリンタで最大の1831枚の6way給紙に対応。従来機「PX-B510」の約3倍の容量で、用紙補給の手間を低減する。給紙は、標準装備のカセット給紙、背面MPトレイ、前面手差し給紙に加え、オプションの増設カセットで3段まで装着でき、複数の異なるサイズの用紙を常時セットすることができる。

 印刷コストは、同社のA3対応カラーページ複合機と比較して「プリントコスト1/2」で、カラー約6.1円/モノクロ約1.8円の低ランニングコスト。稼動時と待機時を含めたトータルの消費電力量(TEC準拠)は0.6kWhと低く、国際エネルギースタープログラムに適合するすぐれた省エネルギー性能を実現した。ネットワーク対応は、有線/無線LAN対応に加え、「Wi-Fi Direct」機能を搭載。Wi-Fi環境がないオフィスでも、スマートフォン/タブレット端末などからプリントすることができる。

 エプソンが提供するスマートフォン/タブレット端末用の無料アプリ「Epson iPrint」をはじめとするエプソンのモバイル・クラウドサービス「Epson Connect」に対応しているので、簡単にビジネス文書のプリントやスキャンができる。

 「PX-M7050F」は、1台でプリント、コピー、スキャン、ファクスができる複合機。操作パネルには5インチの大型タッチパネルを搭載し、タッチ操作で簡単に使用できる。「PX-S7050」は、2.2インチのバックライト付きLCDを搭載し、プリンタのステータスや操作ガイドを表示する。

 価格はオープンで、予想市場価格は「PX-M7050F」が22万円台後半、「PX-S7050」が5万円台後半。エプソンは、今後1年間で3万台の販売を目指す。