ネットワンシステムズ(吉野孝行社長)とイスラエルのCompass Electro-Optical Systems(Compass-EOS)は、4月3日、NTTコミュニケーションズ(NTT Com、有馬彰社長)に、省スペース・省電力で大量データ処理を実現する世界初の商用シリコンフォトニクス技術「icPhotonics」を搭載したCompass-EOS製ルータ「r10004」を評価機として納入したと発表した。NTT Comは、このicPhotonics技術を用いて、通信量が大幅に増加しているネットワーク基盤の消費電力削減に向けた評価・検証を実施する。

 Compass-EOSが開発したicPhotonics技術は、ラインカード間を光ファイバーで直接接続することでルータを劇的に小型化する。これによって、同規模の処理能力をもつルータと比較して、機器消費電力の大幅な削減と機器冷却の空調消費電力を同時に低減することができる。

 ネットワンシステムズは、Compass-EOSと国内初の販売代理店契約を締結し、綿密な製品検証とフィードバックを継続。国内の通信事業者の要望する機能に近づけることで、「r10004」がNTTコミュニケーションズに評価機として採用された。

 ネットワンシステムズは、今後も多くの通信事業者向けルータを揃えながら、世界最先端のシリコンフォトニクス技術を新たな選択肢として提案することで、通信事業者の電力コスト・スペースコストの削減を支援していく。