九州大学情報基盤研究開発センター(谷口倫一郎センター長)は、学内ネットワークと外部ネットワークの接続ルータとして、アラクサラネットワークス(南川育穂社長)の100GbEインターフェース対応のハイエンドルータ「AX8600Rシリーズ」を導入し、1月から稼動を開始した。

 九州大学情報基盤研究開発センターは、九州大学の研究機関として情報科学や通信工学に関する研究開発を行うと同時に、学内のネットワークをはじめとする情報システム全体を管理する情報統括本部への技術的支援という役割を担っている。ネットワーク拠点の外部データセンター専用施設への移転に合わせて、将来のネットワーク高速化を見据え、100GbEインターフェースに対応したハイエンドルータとして、アラクサラの「AX8600Rシリーズ」を導入した。

 センターは複数のスーパーコンピュータを保有し、学内での研究活動に活用すると同時に、学際大規模情報基盤共同利用・共同研究拠点として、外部の研究機関などに対して計算サービスを提供している。スーパーコンピュータが生成する何TBもの大容量データを短時間で送受信するためにはネットワークの高速化が必要で、これらのeサイエンス研究のニーズに応えるために100GbEインターフェースに対応する「AX8600Rシリーズ」を採用した。

 採用にあたっては、「AX8600Rシリーズ」がキャリアクラスのハイエンドルータとしてインターネット上の全経路(フルルート)に対応するメモリ容量を備え、全世界の研究機関との直接接続できることが評価された。また、強いセキュリティと高性能を両立していることや、省電力も評価ポイントになった。

 九州大学情報基盤研究開発センターは、今後もよりよい計算サービスを学内や全国の研究機関などに提供し、科学技術の発展に資する役割を果たしていく。また、アラクサラは、今回の経験を生かして、今後も高性能で高品質なネットワークの構築を進めていく。