日本システムウエア(NSW、多田尚二社長)は、5月2日、「NSWジェスチャー認識」のカメラモジュールとジェスチャー認識エンジンを一体化した組込み機器向け評価用SDK(ソフトウェア開発キット)を発売した。

 「NSWジェスチャー認識」は、電化製品や制御装置の操作、介護やデジタルサイネージなどの分野での利用を想定した非接触のユーザーインターフェース。赤外線LEDの点滅を利用して人の手の重心や指の本数を抽出し、その位置や動きによって機器の操作ができる。

 NSWは、2009年から「NSWジェスチャー認識」Windows版を販売。新製品は、ジェスチャー認識エンジンのアルゴリズムを最適化して処理速度を向上し、組込みプラットフォームにカメラモジュールと一体で実装した。これによって、手や指によるジェスチャーを用いる新たな機器や装置の開発を支援する。

 組込み機器向け評価用SDKは、アットマークテクノ(実吉智裕代表取締役)製のインテリジェントカメラ向け組込みプラットフォーム「Armadillo-810 カメラモデル開発セット(A8101-D00Z)」で動作。ARM Cortex-A9プロセッサで、ジェスチャー認識に必要な撮影、物体検出、認識のすべての処理を行う。また、QVGAのカラー画像を約25fpsで認識し、自然な操作感を実現する。

 組込み機器向け評価用SDKはオープン価格。「Armadillo-810」以外の組込みプラットフォームへのポーティングも行い、初年度100件の販売を目指す。